皆さん、こんにちは！製造部品質管理課所属、入社2年目の五十嵐です。

突然ですが、皆さんは福井と言えば何を思い浮かべますか？？

越前ガニ、東尋坊、永平寺と色々ありますが、福井出身の私が1番推したいのは「恐竜」です！

福井県は恐竜王国と呼ばれ、現在までに新種の恐竜5種と原始的な鳥類1種が見つかっています。そして、福井県勝山市にある福井県立恐竜博物館は世界三大恐竜博物館のひとつに数えられています。

私が幼い頃から足繁く通った恐竜博物館でもありますが、なんと2023年の7月にリニューアルオープンしました。

今年の3月には北陸新幹線も福井県まで延伸し、この夏に福井を訪れようと考えている方もいらっしゃるかと思いますので、以前よりも更に魅力を増した恐竜博物館についてご紹介します！

まず、ひときわ目につくのが巨大なドーム型の常設展示室です。常設展示室は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の３つのゾーンに分けられています。広大な無柱空間には、恐竜の全身骨格や化石、岩石やジオラマなどが展示されており、恐竜をはじめとする地質・古生物の世界を堪能することができます。「恐竜の世界」では、50体もの恐竜の全身骨格が展示されており、なんとそのうちの10体は実物の化石を使ったものです。恐竜ファンには垂涎もののとても希少な化石もあるため、ひとつひとつじっくりと時間をかけて見てほしいです。

続いて、リニューアルオープンでできた新館には、全長約１３mのシンボルモニュメントである迫力満点の恐竜の塔や、壁がガラス張りになっている収蔵庫があります。また、特別展示室は、高さ9 m×横16 mの巨大スクリーン3面でコの字型に囲まれていて、実物大の恐竜が動き回る様子を見ることができます。まるで太古の時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえるため、ぜひ実際に体感してほしいです！

また、新館には体験施設もオープンし、化石のクリーニング体験やCTスキャンを使った化石の観察など、さまざまな体験ができます。どれも実際の研究員の方がこだわって作り上げたプログラムで、かなり本格的なので大人も充分に楽しめる内容となっています。

これらの他にも、実際の発掘現場を見学し、自身でも化石発掘体験ができる野外恐竜博物館や、恐竜に関するさまざまな資料が集められたダイノライブラリーなどなど魅力がたくさんありますので、皆さんも福井を訪れる際にはぜひ恐竜博物館に寄ってみてください。