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こんにちは。入社8年目、研究開発部の長岡です。
「なんだか目にしたことがあるタイトルだな~」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、2024年8月に「スポーツの夏」でブログを投稿した長岡です。今回は、秋ver.でお届けします。
最近話題のスポーツと言えば、「東京2025世界陸上」ではないでしょうか!
9月13日~21日までの9日間に亘り、東京の国立競技場で夏の暑さにも負けない熱戦が繰り広げられました!そして、閉幕後には「世界陸上ロス」という人も続出しており、もれなく私もロスに陥っています。
世界陸上が終わり、喪失感のある中ではありますが、特に印象に残っている熱戦の場面を3つ、厳選してご紹介いたします!
- 支えあうライバル
世界新記録が生まれた、棒高跳びのデュプランティス選手(スウェーデン)とカラリス選手(ギリシャ)の支えあいに感動しました!
先にカラリス選手が3回失敗し、自身の銀メダル、デュプランティス選手の金メダルが確定した後、デュプランティス選手は世界記録を更新するため6m30㎝に挑みました。
その待機時間中、先ほどまではライバルとして戦っていたカラリス選手が、デュプランティス選手にハンディファンで風を送っている姿がありました!
そして、3度目の跳躍で世界記録を更新した際、デュプランティス選手がカラリス選手をはじめ、これまで戦ってきた選手たちと抱き合う姿に、心も目頭も熱くなりました!
また、女子5000m予選1組では、日本代表の山本選手が、「田中選手には決勝に進んでほしい」という思いから中盤までのペースを作り、田中選手はそのサポートもあって見事決勝に進出しました。
残念ながら予選敗退となった山本選手がゴールした時の二人の熱い抱擁と、田中選手から山本選手への感謝の言葉は、思い出すだけでも涙が出そうです。
個人種目であっても、ライバルと共に支え合いながら記録や勝負に挑む姿は、どの選手もかっこよかったです。
- 若い選手の台頭
見事入賞を果たした400mの中島選手、110mH(ハードル)の村竹選手、3000m障害(障害物競走)の三浦選手、女子マラソンの小林選手といった20代前半の選手の活躍、また予選突破とはならなかったものの、800mの落合選手や久保選手といった、10代の選手が世界に挑むかっこいい姿を見ることができました。
種目にもよりますが、「20代後半~30代にかけて選手の脂がのってくる」と聞いたことがあります。今の若さでここまで活躍している選手が、今後どのような走りを見せてくれるのか、すでにわくわくが止まりません!
- あなたが笑ってくれる それだけが僕の All my treasures
110mHで6位に入賞した村竹選手のインタビューでの涙、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
想像もできないほどの努力を重ねてきたことと思いますが、それでも、「何が間違っていたんだろう…」と涙が止まらない姿を見て、私ももらい泣きをしてしまいました。「本気で取り組んだからこその言葉であり、涙なのだな」と感じると同時に、そんな風に真剣に打ち込んできたからこそ、笑ってほしいと思いました。
長年世界陸上を盛り上げてきた、織田裕二さんの「All my treasures」のサビがまさに私の思いを代弁してくれています。次の世界陸上では村竹選手の笑顔が見られることを信じて、応援し続けます!
今回の世界陸上で、スペシャルアンバサダーの織田裕二さんが卒業されます。織田さんは、どこの国の代表選手にも、日本選手と同じくらい関心を持ち、応援をされていて、海外の選手にあまり詳しくない私でも、「この選手に注目してみてみよう」と、興味を持つきっかけを与えてくれました!
世界陸上ロスと併せて、織田裕二ロスも発生していますが、ロスロスと言っていられないのが秋の陸上界です!
10月13日に出雲駅伝が開催され、大学駅伝シーズンが始まります!
母校はもちろんですが、応援している大学がどのような走りをするのか、そして未来の世界陸上選手は生まれるのか、今からとっても楽しみです!
熱量強めの陸上ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。1日の寒暖差が激しくなってきましたので、体調に気を付けて、それぞれの「○○の秋」を楽しみましょう!