研究開発部の樺澤です。11月に入りすっかり寒くなってきましたね。

先日、学会発表のため、久しぶりの出張で京都へ行ってきました。週末で天気も良かったためか、秋の京都は多くの観光客で賑わっていました。

ところで私の大好きな食べ物のひとつに鯖寿司があります。個人的に京都といえば鯖寿司をはじめとした京寿司。京都を訪れる機会があれば必ず食べようと心に決めていました。

仕事を終えた後、鯖寿司が食べられる「いづ源」で食事をしました。「いづ源」は鯖寿司の老舗「いづう」から大正時代に暖簾分けされた歴史あるお店で、いつか店舗へ行ってみたいと思っていました。（ちなみに「いづう」は1781年創業とのこと。歴史の重みを感じます。）

巻寿司、鯖寿司、箱寿司が入った京寿司盛り合わせを頼みました。

巻寿司の具は椎茸・玉子・三つ葉が白く煮た干瓢で巻かれており、見慣れない組み合わせだなと思いましたが、どうやら京寿司においてはどれも定番の具材のようです。シンプルながら見た目にも美しく、食べたときの一体感も素晴らしかったです。鯖寿司に関しては、やや甘めで旨味のある酢飯と、程よく〆られた肉厚の鯖の組み合わせが衝撃的な美味しさで、その場で持ち帰り分を追加注文してしまう程でした。

奥深すぎる京都の食文化を垣間見ることができたような、大変充実感のある食事でした。今回は出張ということであまり時間がなかったので、今度はゆっくりと旅行で訪れたいと思います。

新潟にも各地に根付いた美味しい食べ物がたくさんあります。お越しの際は是非いろいろと足を運んでみてください。