木村春菜

私は主にスナック製品を作っているお客様を担当し、さまざまな味のシーズニング（粉末調味料）作製依頼に対応しています。膨大な種類の原材料の中から、ご依頼にベストな原材料を選定し、組み合わせて試作品を作製していきます。どのような意図をもって原材料を選定し、組み合わせていくか、という部分が味づくりの奥深いところです。さらに、研究開発部は新たな製品を作る川上にいるため、品質安全、製造工程、他部署への負担、売上への貢献度など考えることは非常に多く、日々精進が必要な仕事です。

入社して感じたタケショーの魅力・ギャップを教えてください

研究開発部だから特に感じる事かもしれませんが、「あなたがやりたいことは何？」を大切にされていると感じます。
仕事を覚え、淡々とこなすだけでなく、改善、工夫する姿勢を求められます。また、開発は黙々と一人で行うものと思っていましたが、「おいしさ」という見えないものを表現するために、原材料の味や市場商品の感想を活発に言い合うこと、すなわち、自分の感覚を相手に伝え、さまざまな人の考え方や感覚を理解しようとする姿勢が非常に重要で、コミュニケーションが活発なことに驚きました。

印象に残っている仕事・成長や達成感を感じた瞬間は？

お客様からの依頼ではなく、自分で味のアイデアを考えてシーズニングを作製し、お客様に定期的に提案を行いました。通常は営業を通してお客様とやり取りすることが多いのですが、この時期は毎月のようにお客様を訪問し、開発担当の方と直接お話しすることができ、関係性が深まったと感じました。お客様とディスカッションする中で、B to C での商品開発の視点やマーケティングの視点など、学ぶことが多く、成長につながったと感じています。また、忙しい中でも部のメンバーや営業と協力してスケジュールを進めていく経験もでき、自身のタスク管理能力の向上にもつながったと感じています。

成し遂げたいこと・挑戦したいことはありますか？

お客様とタケショーの売り上げに貢献できるようなヒット商品を作っていきたいです。また、長く愛されるような定番商品にも携われるようお客様との信頼関係を構築していきたいです。